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手取り計算の仕組み|給与・報酬から引かれる税金・保険料を一覧化

サクッとツール編集部
給与計算手取り税務社会保険料個人事業主

額面(支給額)と手取り(実際に受け取る金額)の差は、決して小さくありません。給与明細を見てもピンとこない小規模事業者や職人向けに、何がどれくらい引かれるのか、シンプルにまとめます。

額面から引かれるもの|5種類の「控除」を把握する

給与600万円の人が手取り450万円というケースは珍しくありませんが、これは以下の5つが天引きされるためです。

所得税(国税)と住民税(地方税)は、額面に対する率が法律で決まっています。所得税は給与額や扶養家族数で変わり、おおむね5~45%の累進課税。住民税は一律10%(所得割)が目安です。

健康保険料(会社員の場合)と厚生年金保険料は、額面の約8~10%を折半します(会社が同額負担)。個人事業主は自分で全額払う国民健康保険・国民年金となり、負担感がより重くなります。

雇用保険料は給与の0.6~0.9%程度で、失業時の給付を支える制度です。

額面 × 0.6 ≒ 手取り という目安が、給与計算の基本ルールとして機能している理由はここにあります。

年収別・手取り目安一覧

以下は、独身・扶養なし・東京都在住の会社員モデルです。実際の金額は扶養家族や保険料率で前後します。

年収月額給与月の手取り引かれ率
300万円25万円19.5万円22%
400万円33.3万円25.5万円23%
500万円41.7万円31.0万円26%
600万円50万円37.0万円26%
800万円66.7万円48.0万円28%

重要な注意点: 年末調整で還付される場合や、住宅ローン控除がある場合は手取りが増えます。逆に、副業収入がある場合は税負担が重くなる可能性があります。

個人事業主・フリーランスは違う計算

会社員と異なり、個人事業主は源泉徴収がないため、確定申告で税金をまとめて納めます。

売上から経費を引いた利益に対して、所得税(5~45%)と住民税(10%)、個人事業税(業種による3~5%)が課税されます。さらに国民健康保険料(前年所得をもとに計算)と国民年金保険料(月1.6万円程度)を自分で全額負担しなければなりません。

年収500万円の個人事業主なら、経費を引いた後の利益に対して、およそ30~40%が税・保険料となる見込みで資金計画を立てるべきです。経費の計上ミスは大きな損失につながるため、レシート・請求書の管理が経営戸心配です。

手取りを正確に把握する習慣

毎月の給与明細を3ヶ月分チェックして、自分の「標準的な引かれ率」を記録しておくと、急な出費に備えられます。賞与(ボーナス)は月給より高い税率で引かれることも多いため、別計算が必要です。

個人事業主の場合、月ごとに利益の30~40%を「税金・保険料用」として別口座に貯めておく習慣をつければ、決算期や納付時期の資金繰りが楽になります。

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正確な手取り計算は、事業計画・ローン申請・給与設定の根拠となります。給与ソフトや計算ツールを使う際は、自分の扶養状況・住所地の税率を正確に入力することが肝心です。なお、ブラウザだけで簡単に手取りを試算できるツール(「サクッとツール」の手取り計算機 https://sakuttotool.jp/platform/keisan-tedori.html など)も活用しながら、最終的には顧問税理士に相談して確実な数字を把握することをお勧めします。

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