梅雨や台風などの悪天候は、屋外工事の進捗を大きく左右します。降雨・強風・地盤のぬかるみなどで作業を中止・延期したときは、その事実を日付ごとに正確に残しておくことが、後日の工期延長協議やトラブル防止につながります。このツールは、中止日・天候・理由・復工予定をA4縦1枚に整理し、そのまま印刷・PDF保存できる天候中止記録簿です。入力した内容は端末内だけで処理され、外部に送信されることはありません(通信ゼロ)。
工事現場では、悪天候による作業の可否判断が日々発生します。中止・延期の判断を口頭やメモだけで済ませてしまうと、後になって「いつ・なぜ止めたのか」が曖昧になり、発注者との工期協議や近隣説明の場面で根拠を示せなくなります。梅雨の工事延期や天候中止の記録簿を継続的に残しておくことで、遅延の原因が天候という不可抗力にあったことを客観的に示しやすくなります。
建設工事の請負契約では、天候不良のような当事者の責めに帰さない事由による遅延について、工期の延長を協議できる旨が定められていることが一般的です(国土交通省の標準請負契約約款などを参照)。実際に工期延長や不可抗力・免責を主張する際には、「どの日に・どの天候で・どの作業が止まったか」を示す一次記録が重要な裏付けになります。日々の天候中止記録は、そのための基礎資料として役立ちます。
天候中止・工事延期の記録は、後日の証拠として日次で残すことが大切です。判断したその日のうちに天候・理由・影響工程を記入し、継続して蓄積しておきましょう。あわせて、気象庁の過去の天気やアメダスの記録など、第三者が確認できる客観データを控えておくと、記録の信頼性がさらに高まります。中止だけでなく、午前中止・午後再開といった部分的な作業状況も残しておくと、後の工程管理に役立ちます。
※ 本ページの記載は工事記録の一般的な考え方をまとめた参考情報であり、法的助言ではありません。工期延長・不可抗力・免責の可否や契約条項の解釈は、実際の請負契約書・約款および発注者・専門家(弁護士等)に要確認です。