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下請けが孫請けに仕事を出すとき、元請に報告すべき内容と手続き
元請との契約内容を確認する(最優先)
下請けが孫請けに仕事を出す場合、まず自分たちが元請と交わした契約書を読み込んでください。契約書に「孫請けの使用禁止」「事前承認が必要」といった条項が入っていないか確認します。建設業では契約段階で孫請けの可否が決まっていることがほとんどです。「暗黙の了解」では後々トラブルになります。契約書に明記されていなければ、元請に直接確認を取ることをお勧めします。
事前に書面で元請に通知する
孫請けの使用が認められている場合、仕事をする前に必ず書面で元請に通知してください。電話やメールだけでは後で言った言わないのトラブルになります。通知に含めるべき内容は以下の通りです。
- 孫請け業者の名称・代表者名・住所・電話番号
- 孫請け業者の建設業許可番号(建設業の場合)
- 担当する具体的な工事内容・施工箇所
- 工期・予定金額
- 孫請け業者との契約日
建設業法では、建設業者が他の建設業者に工事を依頼する場合、事前に発注者(元請)に通知することが求められています。この通知義務は下請けにも課せられます。
孫請け業者の適格性も確認
元請への通知と同時に、孫請け業者の実績・許可の有無・保険加入状況を自分たちで確認しておくことが重要です。孫請けが不正業者や無許可業者だった場合、下請けである自分たちの責任も問われます。特に金額が大きい工事の場合は、参考見積もりを複数取るなど、適切な競争性を確保してください。
通知後の変更・キャンセル時も報告
孫請けの手配が決まった後、事情で業者を変更したり、計画をキャンセルした場合も、改めて元請に報告してください。特に工期が迫っていたり、別の安全管理上の措置が必要な場合、元請も対応を検討し直す必要があります。
実際の通知書類は、社内で決まった様式があれば使い、なければシンプルな報告書で構いません。日付・件名・相手先・通知内容を明記したA4用紙1枚で十分です。孫請け業者名簿や契約書の写しを添付すると、より丁寧です。建設業に関する書類が多い場合は、サクッとツールなどで孫請け通知書のテンプレートを活用すれば、必要項目の漏れを防げます。最終的には、自社の元請契約書の条件と地域の建設業組合のルールを専門家に確認することをお勧めします。
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